NPO法人ファザーリング・ジャパン様 インスタグラムコンテンツ② インスタマンガ投稿
- 愛 石井
- 4 日前
- 読了時間: 3分
更新日:15 時間前

ファザーリング・ジャパン様Instagram:https://www.instagram.com/npofatheringjapan/
クライアント:NPO法人ファザーリング・ジャパン様
制作物:インスタグラムコンテンツ(インスタマンガ投稿)
開催した「HAGUKUMI TABLE」で生まれたアイデアをもとに、インスタグラム立ち上げサポートと、初期コンテンツ("「働く育児期家族」のレジリエンス調査”レポート&漫画)の制作をいたしました。
アイデアミーティングを進める中で、調査内容をまとめたウェブサイトの必要性を感じましたが、最終的には、20代〜40代の新米パパママというターゲット層へのアピールがより強いインスタグラムでLP(ランディングページ)を制作し概要を面白くわかりやすく伝え、その後に調査データが表す具体的なシーンを漫画で表現していくという展開で6回に分けて漫画コンテンツを投稿するというアイデアが採用されました。
ここでは、制作した「インスタマンガ投稿」についてご紹介いたします。
【制作のポイント】
「あるある!」だけじゃない、共感のその先へ
マンガは、
●プチ家出編
●四面楚歌編
●ママ会の誤解編
●家族の成長編
●家事代行編
●良い職場編
の計6本を制作しました。
ストーリーのベースとなっているのは、私たち母親自身のリアルな育児体験。母親クリエイターチームとしての経験を活かし、調査結果と生活実感の“ちょうど中間”にある表現を丁寧に設計し、「これ、わかる!」「私も同じように感じていた」と共感してもらえる内容になっています。
ただし、よくある子育てマンガとは異なり、本件は「レジリエンス調査」のデータが土台。 感情に偏りすぎず、ママ・パパどちらか一方の視点だけに寄ることなく、調査で得られた示唆を自然に伝えることを大切にしました。
難しいテーマをシンプルな言葉と親しみやすい絵柄で噛み砕き、誰もがスッと理解できるマンガを目指しました。
キャラクターが“語らずして伝える”役割に
インスタLPで登場したオリジナルキャラクターたちが、ここでも引き続き活躍しています。 キャラクターにはしっかりと個性を持たせ、その見た目や話し方から伝えたいニュアンスが自然と伝わるように設計。
また、各エピソードではテーマによって異なる家族を登場させ、続編として再登場させることで、その家族の“レジリエンス”が育っていく様子が感覚的に伝わる構成となっています。
テンポよく、コミカルに。だから読みやすい
マンガの絵柄は、楽しく親しみやすいタッチを採用。 テーマ自体は少しセンシティブでも、重たくならず、ついクスッと笑ってしまうような仕上がりを目指しました。
コマ割りやページ構成にも配慮し、子育てや仕事で忙しいパパママが“すきま時間にさっと読める”テンポ感を大切にしています。
「難しい話を、わかりやすく。 しかも、共感してもらいながら。」
そんな思いを込めて制作したマンガシリーズ。
読み終えたときに、心の中でちょっと前向きな変化が起きるような、やさしい情報の届け方を大切にしました。
Direction:石井愛・吉岡しほり 構成&Copy:金子陽子 マンガ:武藤友江
↓マンガ投稿「四面楚歌編」では、つい見落とされがちな“パパたちの孤独や葛藤”に焦点を当てました。母親である私たちにとっては、なかなか見えづらく、時に感情的に共感しにくい場面もあります。
だからこそこの回では、ママたちにも無理なく届くように、そしてパパたちには「わかってくれてる」と感じてもらえるような視点と言葉選びを心がけました。

スライドしてご覧ください。↓